わかばベーカリー

Twitterに収まりきらなかったオタクのあれこれ

TRUE TOURS 2018~Lonely Queen's Liberation Party~ 4公演を終えて 感想や見どころなど

 アルバムの感想記事を放置したまま2か月が経ってしまいました!w

 そうこうしている間にアルバムを引っさげたツアーが始まり、残りは29日(今日です!)の千秋楽を残すのみとなってしまいました。

 今更ですが、これまでの公演の個人的な感想や見どころなどをメモがてらつらつらと書き残しておこうと思います。LQLP発売時の記事で触れていないものについては、楽曲自体についても触れていこうと思います。

 チケットは完売してしまったようですが、参加される方の一助(?)になればと思います。

 

※以下、セトリや演出のネタバレが存分にあるのでご注意

 

 

 

公演情報

TRUE TOURS 2018~Lonely Queen's Liberation Party~

開催日時 開場/開演 会場 備考
2018年6月16日(日) 17:00/17:30 横浜F.A.D YOKOHAMA  
2018年6月23日(土) 16:30/17:30 名古屋Electric Lady Land  
2018年7月14日(日) 17:30/18:00 京都KYOTO MUSE  
2018年7月15日(土) 16:30/17:30 大阪umeda TRAD  
2018年7月29日(日) 16:30/17:30 東京リキッドルーム  

 

バンドメンバー(鶴の音楽隊)

Drums.岩田ガンタ康彦(バンドマスター

Guitar.鳴風

Bass.二村学

Keyboard.畠中文子

Manupilator.hana

 

セットリスト

曲名 備考

Lonely Queen's Liberation Party

1 1 1 1    
サンドリヨン 2 2 2 2    
パズル 3 3 3 3    
終わりたい世界 4 4 4 4    
Dear answer 5 5 5 5    
Roadmap 6 6 6 6    
スタートライン! 7     8   セルフカバー/せな・りえ from AIKATSU☆STARS!
盟約の彼方   7       セルフカバー/新田恵海
僕らの戦場 8   7     セルフカバー/ワルキューレ
STARDOM!   8       セルフカバー/せな・りえ・みき・かな from AIKATSU☆STARS!
Mother land       7   セルフカバー/南里侑香
酸素 9 9 8 9   演奏:キーボードのみ
The Songstress Aria         ※アカペラで曲の途中まで披露
未来のひとへ     9      
サウンドスケープ(Loving nostalgia Ver.) 10 10 10 10    
フロム 11 11 11 11    
JUMPIN' 12 12 12 12    
分身 13 13 13 13    
次の僕へ 14 14 14 14    
飛竜の騎士 15 15 15 15    
BUTTERFLY EFFECTOR 16 16 16 16    
カレイドスコープ 17 17 17 17    
Anchors Step 18 18 18 18    
Sincerely 19 19 19 19   アンコール
DREAM SOLISTER 20 20 20 20  

アンコール

 

 TRUE(唐沢美帆)ライブまとめより。ちまちまセトリを更新しているのでこちらもよろしくお願い致します(?)

  

 

ここからは、セットリスト順に1曲ずつ触れていこうと思います。

 

Lonely Queen's Liberation Party

 LQLPツアー開幕を飾るのは、もちろんアルバム表題曲であるこの曲。

 前回のツアーからお馴染みのキーボーディスト、”文ちゃん”こと畠中文子さんの演奏からスタート。原曲にはないイントロが追加されており「これから始まるぞ…!」という高揚感がより一層かき立てられます。

 曲が展開するにつれて壮大になっていくので、全身を使って盛り上がりたくなりがちですが、個人的には腕組みおじさんになって一音一音を全身で受け止めてしまっています。しかしながら、ラスサビ入りの

言葉で満たされたガラスの杯

「ご"ら"んよ世界には知らないことばかり

全てを汲み取って愛せ」という

の部分では、お鶴に力が込もるのにつられてついつい大きく動いてしまいます。オタクは推しと同じ動きをしがち。

 曲終わりではスローテンポになりMCへと繋がっていきます。

 

サンドリヨン

 開幕のMCを挟んだところで、作編曲:小島英也(ORESAMA)のウキウキソングが2曲目に登場。サンドリヨン=シンデレラですね。

 曲入りの(胸が痛いよ)で一瞬にしてオタクの顔付きになってしまいます。これまでのお鶴の楽曲の中では珍しく、キャラクターソングのような可愛らしい歌い方が特徴です。これは「数々の提供曲の仮歌を自身が歌唱してきた経験が生かされているのだろうか?」などと考えると笑顔になってしまいます。

 全体的にウキウキニヤニヤしてしまいがちな楽曲ですが、特に落ちサビの

カガミヨカガミヨ…
世界で一番 愛されたい子はだあれ?
―それは私

の部分はその表情も相まって本当に本当に素晴らしく(ボキャ貧)世界で一番愛さずにはいられなくなってしまいます。まあ元々世界で一番愛しているんですけどね~!

 

パズル

 作曲:田淵智也、編曲:ミト(クラムボン)。ウキウキソングで畳み掛け、序盤から会場を盛り上げていきます。オタク大好き田淵曲!って感じの楽曲でありつつも、ミト氏の編曲によりポップな雰囲気に仕上がっています。

 レコーディング時のボーカルディレクションは田淵氏が担当しており(普段はお鶴が自身で行っている)、詩よりも「音の響き」を意識した歌い方になっています。

 刻みが4つ打ちになる部分でリズムをしっかりハメられるとめちゃくちゃ心地良くなってしまうし、イントロ/アウトロのパラパパッパパ~やBメロの吸い込んで」「吐き出して」「気付いて」「逸らして」など、ウキウキ叫ぶポイントもたくさんあり、オタクが楽しくなるための要素が存分に盛り込まれています。

意味のない出来事 その中に生きている

透明なあたしは 何かをずっと探して

どうしよう"も"ないこと どうにもならないこと

  そして、忘れてはならないのがラスサビの入りにある上記の跳びポイント!(""の部分に入ります)落ちサビ~ラスサビでここまできれいに入るのはもはや芸術レベルですね。お見事。

 

終わりたい世界

 作曲:Tom-H@ck、編曲:Tom-H@ck,RINZO。ここで一旦雰囲気がガラっと変わります。楽曲のイメージから感じたものをそのまま歌にした、大人っぽい、達観したような雰囲気の一曲。

 お鶴のリズムの取り方がめちゃくちゃかっこいいので、身体を揺らしながらもついついステージに見入ってしまいます。

 間奏ではバックバンドである「鶴の音楽隊」のメンバー紹介(兼ソロパート)が挟まれます。激しい曲でのソロもいいけど、こういう曲中の演奏もいいなあなんて思いながら毎公演見入ってしまいます。前回のツアーでも、曲調は違うものの同じくムーディーな(?)「海底のお城」の間奏でメンバー紹介がありましたね。良き。

 

Dear answer

  ここで大人気楽曲が登場!みんな大好きDear answerです。数あるシングル表題曲を差し置いて今ツアーレギュラー入りを果たしています。

 発売当初は、どちらかというとその美しく心地よいメロディを愉しみつつもそこそこ盛り上がる曲的なポジションだと思っていましたが、今やライブとなると予想以上の盛り上がりを見せる"湧き曲"となっています。

当たり障りの無いような 澄ました言葉じゃ

※※ 自身の 核心にも 触れられない

  よく聴くと上記の1番Aメロの※※の辺りにクラップ音があるので、いつも連番者とひっそりキメています。聴いてみてピンと来た方は是非一緒にキメていきましょう!

 あと、個人的にいつもサビの手元に注目してしまっています。深い意味はありません。

 

Roadmap

 作編曲はフロムやBUTTERFLY EFFECTORアイカツスターズ関連曲でお馴染みの南田健吾(onetrap)。個人的にLQLP収録曲の中で一番好きな曲だったりします。

 歌詞が全体的に大好きでそれだけでもう大変なのですが、インタビューで「ファンに伝えたいことを長文メールで南田氏に送って作曲を依頼した曲」だと語られておりバケモンソングと化してしまいました。

 ライブでは、個人的に特に大好きな「前例なんてないから 全部まとめて"肯定"」で、OKポーズを作っていて完全に破滅してしまいます。

 

 セルフカバーコーナー

 横浜:スタートライン!、僕らの戦場

名古屋:盟約の彼方、STARDOM!

 京都:僕らの戦場(バラードコーナーが+1曲のため1曲のみ)

 大阪:Mother land、スタートライン!

 

 全曲触れているときりがないので割愛します。千秋楽は盟約の彼方、STARDOM!+1曲やるかな?って感じでしょうか。名古屋公演のMCで「何歌って欲しい?」と聞かれた際に「ケサランパサラン!!!!!!!!」と叫び散らしましたが「また次の機会でね…」と言われてしまったので、今回は望みが薄そうです。

 「TRUE=唐沢美帆だって今初めて知った人~!?」と毎公演聞いていますが、必ず一人は知らなかったという方がいるので、千秋楽では0になって欲しいですね。

 

酸素

 作曲:大石昌良、編曲:大石昌良奈良悠樹。王道中の王道って感じのバラードソング。お鶴が大石氏のバラードが大好きで、依頼したようです。

 各所で語られていますが、祖母を亡くなくした際の親子(祖母と母、母とお鶴)のエピソードから、愛は空気のようにそこらじゅうにあるということを歌っています。詳しくはインタビューや当日のMC参照。

 京都公演のみ、上記のエピソードだけでなく愛する人を思い浮かべて聴いてください」と加えていたのが印象的でした。更に「私のことを思い浮かべてもいいよw」とも言っていたので、オタクは当然のようにそうしてしまいましたね。

 

未来のひとへ

 ヴァイオレット・エヴァーガーデン ボーカルアルバム収録。京都公演のみ歌唱。

京都では京都らしいセットリスト(京都アニメーション関連曲多め)とあらかじめ言っていましたが、まさかこの曲が歌われるとは!って感じでした。

 個人的には、7月1日に開催された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン スペシャルイベント」にも参加し、ちょうどアニメを見返したところだっだのでううう~となってしまいました。次に歌われるのはいつになるんだろう…と考えてしまうくらいレアだったようにも思えます。

 

サウンドスケープ(Loving nostalgia Ver.)

 最強定番ソングの別バージョンが登場。最強ソングなので今更特に語ることはないのですが、バラードアレンジのためいつも以上に歌詞一つひとつが丁寧に歌われており、オタクはおしまいになってしまいます。

 千秋楽では通常バージョンも聴きたいところですね。

 

フロム

 テレビアニメ「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」ED。深夜アニメでは珍しくED映像に歌詞テロップが表示されるという演出があり、オタクは破滅してしまします。

 歌唱や演奏に魅了されるのはもちろんですが、Dメロ~落ちサビの夕日をイメージしていると思われる照明も注目ポイントです。

 そういえば、何気にキーが♭1になっていたりします。(昨年のツアーでは、曲の最後で転調し原曲キーに戻るという最強のギミックがあり、キャパオーバーしてしまいました!)

 

JUMPIN'

  作編曲:山下洋介。「響け!ユーフォニアム」でお鶴を知った人にも楽しんでもらえるようにという想いから作られた楽曲。そのため、2ndライブにも出演した管楽器隊FIRE HORNSがレコーディングに参加しており、賑やかな音を響かせています。

Please!!Please!! 声を聞かせて  (本当の声を聞かせて)

Please!! Please!! ハート揺らして (もっともっと飛べるぜ High Jump!!)

 曲前に上記の掛け合いパートの練習がありますが、なかなか上手くいかずお鶴も「もう分からなくてもいいからとりあえず叫んで!」みたいな感じになってしまっているので、まだ覚えていない人は頑張って仕上げていきましょう!w

 落ちサビにサウンドスケープリスペクトと思わしき4連跳びポイントがあるので、こちらも積極的にキメていきたいところ。その直後のシャウト部分の最高音はなんとhihiA。ライブでも全く外すことなく歌い上げていてまさに脱帽です。いや~参りました。

 

分身

  ついに登場しましたバケモンソング!特に言うことはありません、成すがままにグチャグチャなりましょう。

 ラスサビ入りの「ッデーン!!」は跳びポイント的な感じもしますが、個人的にはスマブラのメテオ的な感じで上から地面に叩き付けられるイメージです(?)

 京都公演ではビッグボーイ二村氏の目の前の位置取りだったので、お互いに煽り合っていたらめちゃくちゃ楽しかったので、近くの人は積極的に攻め込んでいきましょう!

 

次の僕へ 

 バケモンソングが続きます。闘争本能を掻き立てるような、ゴリゴリのサウンドにボコボコにされてしまいます。

 とにかくオタクが叫ぶポイントが多いので一つ残らず叫び散らしていきたいところです。2番終わりには「Wherever we go」は入らないので注意。

 以下、オタクが叫ぶポイントを抜粋。()は2番。

But nobody can do it like you

Just nobody can move it like you

YesかNoか…? (HighかLowか…?)

選択 くり返し 決断 (証明 つみ重ね 逆転)

Take it off Take it off (Kick it off Kick it off)

We go  We go

We go We go

go go Wherever we go

 

飛竜の騎士

  テレビアニメ「最弱無敗の神装機竜OPの大人気楽曲!PGRの2曲が続いたところに更に畳み掛けて来ます。こちらも叫び散らすポイントが無限にあるので、是非是非覚えて叫び散らしてしまいましょう!

 ラスサビ前のデッデデッデッデデーだけは真剣に聴いていきたいですね。

 

BUTTERFLY EFFECTOR

  ライブも終盤、更に更に畳み掛けて来ます!オタクは貧弱なので、ぼちぼち疲労で動けなくなってきているところですが、問答無用でぴょんぴょんしていきましょう!

 こちらも叫ぶ箇所がたくさんあるので、間違えずに叫んでいきたいところです。さっきからこれしか言ってないですね。オタクは歌詞カードを見ましょう!

 

カレイドスコープ

  1stライブから定番のタオル曲。とにかく歌詞が最強です。

  毎回歌われるので終盤なので、オタクの喉はボロボロになりがちですが「Wo Wo Wo~」はなんとしても叫び散らしていきたいところ。

 最後の「Hello 最高の人生」で見せる表情は、今まさしく「最高の人生」を歩み始めたお鶴のその何もかもが詰め込まれていて、んあ~~~~~~~となってしまいます。

推しが大好き過ぎる!

 

Anchors Step

  作編曲:菊地創(eufonius)。本編ラストを飾るのはLQLPでも最後に収録されているこの楽曲。アルバムLQLPもツアーのセットリストも様々な曲がありましたが、その全てを受け入れてくれるかのような優しい曲調です。  

 文ちゃんやhanaちゃんがクラップを煽っているので、ウキウキ合わせていきたいところ。

 初めて聴いた時からお鶴の好きな「天空のエスカフローネ」の「ポケットを空にして/坂本真綾」に雰囲気が似ているな~と感じていたのですが、僕が勝手に思っているだけなので意識したものなのかどうかは不明です。

 

Sincerely

 アンコール明けはテレビアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」OPであるこの楽曲。

 何気にフルバンド編成で演奏されるのは、今ツアーが初(のはず)。ということもあってか、音源で聴くだけでは感じられない、低音やドラムの迫力に圧倒されてしまいます。もちろんお鶴も感情を込めに込めて歌うので全く押されておらず、結果としてとんでもない質量の1曲となっています。

 

DREAM SOLISTER

 ラストは自身の代表曲である「響け!ユーフォニアム」OPで締めくくります。何も言うことはないです、最後は何もかもを解き放ってウキウキのオタクになりましょう!最高!!!!!

 

 

 

 おしまい!後半だいぶ駆け足になってしまいました!

 何なんだこの記事は!って感じですが、これを読んで「こんなやつがいるなら行くの止めようかな…」と思う人がいないことだけを祈ります。

 千秋楽では「過去最高曲数」と言っているので、このセットリストに今ツアーで歌われなかったシングル表題曲(UNISONIA,Divine Spellなど)が追加されるのでは?と予想しています。

 それではツアーファイナル盛り上げていきましょう!!