わかばベーカリー

Twitterに収まりきらなかったオタクのあれこれ

2005年楽曲10選

2023年も残すところ数時間ですが、オタクから要望があったので2005年楽曲10選を世に放ちます。2023年ではなく2005年です。

 

前置き

あまり他に出会ったことがないのだけど、2004~2008年頃にCD売上のオタクをやっていました。

「何それ?」と思う方もいるかもしれないけど、オリコンのシングルランキングを毎日追いかけたり、2ちゃんねるのCD売上速報スレにCD売上を予想するみたいなことをひたすらやっていました。余計に「何それ?」と言われるかもしれない。

当時、実家で音楽チャンネルスペースシャワーTVを契約していて、週間売上TOP50をMV付きで見ることができるというCD売上オタクとしてはとても恵まれた環境だった。
スペースシャワーTVの売上集計はオリコン準拠じゃなかったり集計期間も違う~みたいなことも早口で語りたいけど長くなるのでまたの機会に。

あとは黒歴史的な感じだけど、こんな感じで自分の好きな楽曲を売上に換算してチャート化したものをExcelに一生まとめていたので供養。
恐ろしいことに、この歳になると恥ずかしいという感情が薄れてくるのでなんでもできてしまうのである。

2005/11/16~ の週間ランキング(脳内)

当時、ホリコンチャートという自作チャートをネット上に公開しているパイオニア的な方いてそれを参考にしていたのを思い出して涙してる。調べてみたら最近まで活動を続けられていたらしい。SNSもあるようなので、感謝の意をお伝えしにいきたい。

 

前置きが長くなったけど、特に思い入れのあるのが2004~2005年なので今回はオタクさんのpostにもある2005年を対象とします。
CDチャート的にはORANGE RANGEが無双していた時代ですね。

ちなみに当時は特にアニメのオタクくんだった訳ではない(田舎者なのでそもそも放送されていなかった)(今もアニメのオタクくんではない)ので、アニソンに絞った内容ではないです。

それでは。リリース順です。

 

 

To All Tha Dreamers / SOUL'd OUT

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発売日:2005年1月1日
作詞:Diggy-MO・Bro.Hi / 作曲:Diggy-MO・Shinnosuke / 編曲:Shinnosuke

自分の人生でもTOP10に入るかどうかというくらい好きな楽曲かもしれない。
サウンドも歌詞もMVもタイアップも全てが好き過ぎる。受験勉強そっちのけで録画したMVを何度も巻き戻して歌詞を暗記していた中三の冬を思い出してア アラララァ ア アァ。

焼きたて!!ジャぱん」ED主題歌で、アフロの松代健が一生爆踊りしている映像が印象的だけど、前述の通り田舎者だったのでアニメは当時見れなかったんだよな。とは言え、少年サンデーに育てられたオタク(ジャンプはいちご100%とプリティフェイスだけ真剣に読んでいた)なので「焼きたて!!ジャぱん」が大好きだし、実はこのブログの名前でもある「わかばベーカリー」の命名にも影響を与えていたりする。梓川月乃たむ、萌えだね。

MVの撮影場所が横浜港 大さん橋なのだけど、数年後にZONE//ALONEのMVの撮影場所が同じ場所だったり、Trackmaster(担当パート名がカッコ良過ぎるだろ…)のShinnosukeが後にZAQとユニット組んだり、なにかとその後の自分の人生にも関与している。
人生は繋がりの連続であるということを教えてくれた楽曲でもある。

 

南風 / レミオロメン

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発売日:2005年2月9日
作詞:藤巻亮太 / 作編曲:レミオロメン / ストリングスアレンジ:小林武史、四家卯大

同年11月に「粉雪」で大ブレイクする前のレミオ。

同年には「モラトリアム」「蒼の世界」「粉雪」とSingleだけで4枚もリリースがあったけど、個人的には「南風」が一番好きだった。

翌月リリースのAlbum「ether」がマジモンの名盤で、同時期リリースのaiko夢の中のまっすぐな道」(宇宙一良いAlbum)と合わせて永遠にリピートしていた。どれくらい名盤かというと、愛・地球博に向かう道中の父の車で車内BGMの主導権を奪って再生するくらいである。今思うとこれが初めてのDJだったのかもしれない。

MVで「どう見てもあなたがドラムでしょ?」みたいな見た目のベース(偏見)がぴょんぴょん跳ねているのがとても良いですね 。

 

ネオメロドラマティック / ポルノグラフィティ

youtu.be

発売日:2005年3月2日
作詞:新藤晴一 / 作編曲:ak.homma

「この楽曲のイントロを歌いたい」2005年の部、堂々の第1位。

ダイハツのCMソングであり、2005年の年明けの瞬間にCMが放送解禁された。
そのため、CDTV年越しライブで年越し一発目にaikoがその年の干支のぬいぐるみを客席にばら撒く恒例行事を行っている間にも頭の片隅に「早くネオメロドラマティックが聴きたい」という想いがあり、aikoのパフォーマンスに集中できなかった記憶が今でもたまに蘇る。

歌詞が独特の言い回しであり、学年成績トップで後に東大に進学した友人が「"ボイルした時計の皮むき"って何?」と言っていたのを鮮明に覚えている。全国トップレベルの学力をもってしても、中学生には理解できない領域というものがあるらしい。

そういえば、高校受験の帰りにCD買ったなあと思い出して涙。

 

OVER / HIGH and MIGHTY COLOR

発売日:2005年4月20日
作詞・作曲・編曲:HIGH and MIGHTY COLOR

機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のOP「PRIDE」でデビューした後の2nd Single。「PRIDE」も当然大好きなんだけど、何故だかこっちの方が好きだった。

Vocal:マーキーのface(当時スレでは持田香織様に似ていると言われていた)、重厚なバンドサウンド、謎ラップ、全部大好きだ………。

激強タイアップでデビュー曲がヒットした後だったので、2ndの売上がどうなるかめちゃくちゃ注目していたのだけど、残念ながら週間TOP10に入れず当時とても悲しかった。新譜が多く粒揃いの週で「STEP you / 浜崎あゆみ」「星のかがやきよ / ZARD」「全力少年 / スキマスイッチ」「春の歌 / スピッツ」辺りと同発だったので仕方ないのだけど。

ちなみに実家の自室には今でも2nd Album「傲音プログレッシヴ」のポスターが貼られている。故郷である北陸はひどく陰鬱な気候であり、日中でも全く日が差さないため未だに色褪せずに綺麗な状態を保っている。北陸は北欧である。

 

ダイヤモンドヴァージン / Janne Da Arc

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発売日:2005年5月18日
作詞・作曲:yasu / 編曲:Janne Da Arc

月光花」の後のリリース。
売れ線のドメジャー路線に進むのかと思ったらゴリゴリでなんだか安心した。

イントロのキーボードで達する。何もかもカッコ良過ぎる。以上。

ABCも好きだけど、キーボードの主張が激しいのが良いよなあ。
生演奏をもう聴くことが出来ない事実が悲し過ぎる。

 

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発売日:2005年7月20日
作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Akira Nishihira

GLAY×EXILE「SCREAM」、サザンオールスターズBOHBO No.5」、BUMP OF CHIKEN「プラネタリウム」と同時発売の激戦週のリリース。
個人的に「このオリコンウィークリーランキングがすごい」を開催するならば、間違いなくTOP3にランクインするくらい歴史的な週で、毎日デイリー速報を開いては絶叫していた。(嫌な高校生活過ぎる)

少年ガンガンに歪まされたオタクなので、『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』の主題歌であることも好きな要素ではあるけど、シンプルに楽曲が良過ぎるんだよな。

最近オタクから聞いて知ったのだけど、MV撮影のバスケのシーンでkenが骨折してしまい、Mステ出演時には座って演奏していたらしい。(楽曲派トリビア

 

色っぽい じれったい / モーニング娘。

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発売日:2005年7月27日
作詞・作曲:つんく / 編曲:鈴木Daichi秀行

当時のメンバーは吉澤ひとみ高橋愛紺野あさ美小川麻琴新垣里沙藤本美貴亀井絵里道重さゆみ田中れいな久住小春。1~3期メンバーは全員卒業して4期もよっすぃーだけという時代。ラブだね………。

アイドルと言えばモーニング娘。の世代なので、誰もが知る国民的アイドルだった頃の楽曲ももちろん大好きなんだけど、自分が最も能動的に邦楽に触れていた時期だからというのもあってか、この時代のモーニング娘。が一番好きだ。

サビの歌詞にある"色っぽい ビスケット"って何?と思って調べてみたら、18年越しに回答を見つけて感動。

 

flower / 倖田來未

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発売日:2005年8月10日
作詞:Yoshi / 作編曲:y@suo ohtani

「Butterfly」でブレイクした後のSingleなのにMVがなかったりする。
そのため、スペースシャワーTVで見ることも出来ず、受動的に耳にする機会も少なかったはずなのにめちゃくちゃ聴いていた。もしかすると当時の僕はギャルだったのかもしれない。

今タイアップを調べたら「小説『恋バナ』イメージソング」と書いてあって恥ずかしくなってきた。僕にもそんな時期があったんでしょうか。

個人的に倖田來未さんは「奇跡」「you」「Moon Crying」のようなスローテンポのバラードが歌唱力を堪能出来て好きです。(歌唱派アピールをしてお茶を濁す

 

きみの て / Every Little Thing

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発売日:2005年10月26日
作詞:持田香織 / 作曲:HIKARI / 編曲:HIKARI & Every Little Thing

ELTの2005年の唯一のSingle。
「UNTITLED 4 ballads (2002年)」「また あした (2003年)」「恋文/good night (2004年)」と例年複数A面曲の冬バラードSingleを年末にリリースしていたけど、この年はバラードであるものの通常形態でのリリース。

当時一番好きなアーティストはELTだったのだけど、この頃のもっちーはメディア出演時の歌声が辛そうで見ていて悲しかった。
自分自身、”五十嵐充様のTHE・avex全盛期的なサウンド×持田香織さんのクリアな歌声”のELTが大好きだったので、いろいろと思うところもあったのだけど、シンプルでストレートなバラードには今(当時)の歌声の方が合うのかもなと思わせてくれた内の一曲がこの「きみの て」だったりした。

ええ、良い曲だ…。

 

Growing of my heart / 倉木麻衣

発売日:2005年11月9日
作詞:倉木麻衣 / 作曲:大野愛果 / 編曲:葉山たけし

新品のCDを初めて買ったのが倉木麻衣のベスト「Wish You The Best (2004年)」というくらいには当時大好きだったのだけど、2005年のリリースは「Love,needing」「ダンシング」「P. S♡MY SUNSHINE」と正直パッとしない感じで来ていて、売上的にも右肩下がりだったので、内心かなりむむむとなっていた。好きなアーティストにはやはり売れていてほしいものである。

そんな中、この「Growing of my heart」は待ち侘びていた期間がどうでも良く感じるくらいドンピシャにハマるバチバチの楽曲(語彙力)で、それはもう涙が出るくらい喜んだ高1の秋。今では1年なんてあっという間かもしれないけど、当時の1年はとても長かった。
そしてその記憶を思い返してまた涙する33歳の年の瀬。本当に何をやっているんだ。

 

終わりに

書き終わったらガチで年の瀬になっていて、本当に何をやっていたんだ?と今なっています。

新しいものに触れることは大事ですが、皆さんもたまには過去を振り返ってみてはいかがでしょうか?

それでは、次は2004年楽曲10選でお会いしましょう。よいお年を!

京プレのTRUEさんのステージを観た感想など

またもや前の記事から1年以上空いてしまった。

ちょうど今さっき(早朝5時前)夢にTRUEさんが出てきて跳び起きたので、多分何かの導き的なやつだろうということで、先日の京 Premium Live 2023のTRUEさんのステージを観て感じたことを寝起きのままスマホから書き殴ってみる。

ちなみに夢の中でも強く、美しく、素敵でした。(照)

本当はARCANA PROJECTにハマって1年経った話やTRUEさんの10周年について、はたまた茅原実里さんのアレコレについて…などいろいろ書き残しておきたいことはあるのだけど、それらはまた今度。

 

京プレのセットリストはこんな感じ。

#京プレ 2023
全曲ノンタイでぶち上げてきた!
(我ながら尖ってる)

1.Acceleration
2.Lonely Queen's Liberation Party
3.分身
4.次の僕へ
5.Anchors Step

コラボ
Light My Fire (& KOTOKOさん)
あれこれドラスティック(&halcaさん)#TRUEさん https://t.co/81Zf8r42yW pic.twitter.com/e11xgqRg7A

— TRUE/唐沢美帆 (@miho_karasawa) 2023年12月9日

 

まさかの全曲ノンタイ楽曲(アルバム収録曲)という攻めに攻めたセトリ。ソロパートの出順はKOTOKOさんの次の2番手。

前日にインスタライブがあったのだけど、そこで絶妙なネタバレ(本当に絶妙な塩梅の内容でそういうところも好きなんだよな)があり、いろいろ期待はしていたのだけどいくらなんでも予想を超え過ぎだろ…流石に全曲当てられた人は一人もいないのでは。

以下、一曲ずつ触れていきます。

 

1.Acceleration

4th Album「コトバアソビ」M6。作編曲:神田ジョン。

イントロやマイクスタンドの演出によってライブの1曲目として使われやすい印象。ライブの表題だったつるせらだけじゃなく、マドリードのイベントやアニ狂イ、中野祭でも1曲目だったな。つるえんだけ唯一ライブの途中に差し込まれていたけど、曲始まりがどうなっていたか記憶の彼方だしそろそろ映像化されて欲しい…と思った矢先に年明けに放映されるらしい。オタクは話が脱線しがち。

今回も演者確定前からステージにマイクスタンドが置かれていたので、今思えばもう少し早めに予測出来たなあと思いつつ、直前のRe-sublimityで分かりやすく猿になっていたのでそんなことを思い付く余裕なんてなかった。

神田ジョン提供曲のライブ定番曲としては「分身」があるけど、「Acceleration」の方はBPM自体は遅めだし、歌詞(というかタイトルそのもの)にも"加速していく"とあるので、そういう点でもライブで序盤に持ってくるのが合ってるのかな。対して「分身」は既に温まったところにぶち込んで全てを破壊する役回り。たまにはRIPTIDEくんのことも思い出してあげてください…。

他にも終盤のドラムの裏打ちやシャウトが加速感や次の曲に向けてボルテージ上げる役割を担っていて改めてライブ向けだな〜と思うなど。ラストのシャウト、hiGなのに余裕があるのやば過ぎるんだけど、本人的にはきっと"当てて出してるだけ"なんだよな。

しかし、そう考えるとアルバム内では中盤に配置されているしなかなか深い。実は「コトバアソビ」とは向き合いきれていないので、これを機に理解を深めていきたい。

このペースで一曲ずつ書いていると始業時間になってしまうのでこれくらいに。

 

2.Lonely Queen's Liberation Party

3rd Album「Lonely Queen's Liberation Party」M1。作編曲:堀江晶太、ストリングスアレンジ:Evan Call

「Acceleration」で温まったところに次は何がくる…?と構えていたところ、ピアノイントロの第一音が聴こえた瞬間周りのオタクさん達と顔を見合わせて絶叫した。厳密に言うと、ピアノのペダルを踏む音が冒頭に僅かに入っているので本当の第一音はそっちなのかもしれない。

アルバム表題曲ということもあってワンマンではちょくちょく歌われているけど、フェスではほとんど歌われたことのない楽曲なのでマジでデカい声出た…。ワンマンでしかほとんど歌われていないということは、それ即ちオケ音源でのライブが久々ということだったのでそういう意味でも新鮮だったのかもしれない。

心なしかいつも以上に感情が込められていて、それがパフォーマンスにも表れていたような気がした。

 

MC1

長時間な上にいろいろあり過ぎて記憶がほとんど消滅しているけど、「今年はKOTOKOさんからバトンを受け取って〜」という話と、「情緒を破壊されたい人〜?」みたいな感じだったと思う。MCの終盤で「もう一人の自分を見せてみろ!」みたいなことを言っていて「分身」確定演出キタキタキタとなった。

ライブ中に絶対にスマホ触らないマンだけど、映像化予定のないイベントのMC内容は何かしらの形で記録できたらいいよなあとは思う。

 

3.分身

3rd Album「Lonely Queen's Liberation Party」M4。作編曲:神田ジョン。

まさかの京プレ5年連続歌唱。

↑の「Acceleration」のところで温まったタイミングで歌われがちと書いたけど、今回は珍しくMCからタイトルコールでの曲入りだった。(いつもは前の曲の終わりに「分身」の構え(?)をとってそのまま曲に入ることが多い)

個人的には下に下にと地中を目指したい楽曲なんだけど、座席がかなり上手に寄っていたこともあって2番で真正面におつるが来ていた時間が長かったので、当社比2倍くらいで宙に浮いていた気がする。

 

4.次の僕へ

3rd Album「Lonely Queen's Liberation Party」M3。作編曲:堀江晶太

前日のインスタライブで「首を振れる曲がある」と話していたのでワンチャン期待してたのだけど、先に「分身」が歌われたのでこっちはないかな〜と思っていたらまさかの両採用。またもやイントロ即デカい声出た。

10月の中野祭からの短いスパンでの披露だったけど、前回は跳び禁だったので今回はやり切れて満足。「分身」と各曲のイントロ絶叫のせいで既に喉が終わっていたので、コールの声が全部ひっくり返ったことだけが心残り。

Albumだと「次の僕へ」→「分身」の曲順なのに、ライブだと毎回必ず逆になるのがとても気になるので機会があれば本人に聞いてみたい。

 

MC2

TRUEさんのターン、
・Acceleration
・Lonely Queen's Liberation Party
・分身
・次の僕へ
の順で披露してから、「神田ジョン→堀江晶太→神田ジョン→堀江晶太で実質PENGUIN RESEARCHです!」←これ今日イチのMCだった

— 雲丹(うんつぁん)🍣 (@untan1014s) 2023年12月9日

これで笑った。(堀江晶太速報にも捕捉されていてもう一回笑った)

ここまで歌った楽曲の作曲者に触れてから最後の曲は「ランティスが出会いをくれた楽曲」と紹介。最後は流石に「アンサンブル」だと思っていたので一瞬頭に?を浮かべつつ「ここでUNISONIA(デビュー曲)なのか…?」などと考えていた。

 

5.Anchors Step

3rd Album「Lonely Queen's Liberation Party」M14。作編曲:菊地創(eufonius)。

前述のMCからのタイトルコールで全てを理解して崩れ落ちた。安っぽい言い方になってしまうけど、本当に崩れ落ちたからそう書くしかない。

先月に京アニフェス(会場は同じくロームシアター京都)で共演した、そしてつい先日訃報のあった菊地創さんの唯一の提供曲。

おつる本人が多くを語らず全てを歌に込めてくれているので、具体的なところにはあまり触れるつもりはないけど、セットリストや演出・立ち居振る舞い(ステージ以外も含む)すべてに敬意を表したいし、同時にこの人らしいなとも思った。

 

以下、妄想強めだけど少しだけ触れてみる。

フェスのセットリストとは思えないくらい3rd Album「Lonely Queen's Liberation Party」の楽曲が多い点について。(「分身」は毎回歌ってるから違和感ないけど)

"Lonely Queen's Liberation Party" = "孤独な姫を解放するための仲間達"という意味で、これは日頃おつるが作家(作詞家:唐沢美帆)として活動するなかで、孤独を感じたりネガティブな感情を抱くことがあり、それを様々な作家(それも自身がアーティストとしても活動している方々)との出会いにより解放するという意味だったりする。

様々な作家との出会いの数だけ、様々な楽曲も生み出された訳で。そんな中、「Anchors Step」は「最終走者の第一歩」というような意味を持っていて、そのタイトル、サウンド、歌詞の全てがバラエティ豊かなLQLPを締めくくる楽曲として相応しい形になっていると思う。

(「Acceleration」のみ収録アルバムは違うけれど)今回、LQLPに関連する仲間達の楽曲のみで構成されたセットリストの締めくくりとして「Anchors Step」が歌われたことには大きな意味があると思うし、最後の歌詞の通り"あてのない旅は 続いてく"ってことなんだと思う。

ちょっと書き過ぎたかしら。

 

コラボパートについても触れたいけど始業時間も迫っているので今日のところはこれくらいに。

スマホでも意外と書けるな〜という学びを得たので、溜め込んでる分もちょっと文章にしていきたいと思います。

読んでくれた方ありがとうございました!

ここ1週間でARCANA PROJECTにハマっているお話②

という訳で早速1日空いてしまいましたが、前回の続き。

nanodayo7.hatenablog.com

 

もう少し経緯の部分を。

前回8/31(水)にアキバのリリイベに参加した時のことを書きましたが、その直後に鬼のリリイベラッシュの真っただ中であることを察知。

コロナ禍もあって、自分の最近の参加イベントは月に数回あれば多い方だったので、このツイートを見た時にはそのあまりの密度に思わず満面の笑みを浮かべてしまった。いいぞいいぞ~。
アキバのリリイベからの間隔が短くアクセスも良さそうだったので、その勢いのままひとまず柏に行ってみることに。

 

当日、近所だと思っていたら予想外に遠くて焦ったけど、シャトルバスに乗り込んで何とか到着。

クソデカショッピングモールと併設の広場な上に噴水などの遊具もあったのでめちゃくちゃ家族連れが多かった。
この"一般人とオタクの対比"を見る感じもなんだか久々で良かったです。

一人でふらふら時間を潰していたら15分前にリハ開始。
とりあえずステージに集まってみたら周囲をキッズたちに囲まれて何とも気まずい感じに。キモい動きをせずに腕組みオタクに徹することで、キッズ達の将来に悪影響を与えずに済んだと思う。こういうのもショッピングモールだからこそという感じ良いですね。


入場開始。
CDを買ってなかったけど、優先入場組の入場が終わった後にエリア内に入れたので2列目にスタンバイ。優先組は20人強かな?
立ち位置は前回把握できていたのであおにゃんサイドの下手へ。

ファン投票ライブ(+2部がアニメをタイアップライブ)ということで、ノンタイ4曲。今回のアルバムに収録されていない曲も。

1曲目の「革命的レイメイ」は神田ジョンさん作曲。他の曲にも言えることだけど、いつか本人演奏ありで聴いてみたいですね。

MCでも触れていたけどまさに快晴だったので「快晴のエスタリスタ」がまあ映えること。

MCの間、隙あらばあおにゃんが人差し指を立ていて「何事?」と思って目線を追ってみたらトンボを捕まえようとしてた。これがいわゆる"萌え"というやつかもしれん。

前回のアキバでは、着席だったということもあり現場感が把握しきれていなかったけど今回でなんとなく感じることができた気がする。
振りコピ勢が多くやはりアイドル現場色が強いなあという印象。「ACE of WANDS」の「この手で掴まなくちゃ」でグッて振り下ろすとこ(?)が好きです。

跳びに人生を懸けるオタクとしてはしっかり跳びポをカチキメたかったけど、周りに天井を目指す人がいなかったことから迷いが生まれてしまい、なんとも微妙な挙動をしてしまう羽目に。まだまだ鍛錬が足りないなと反省。

 

1部の後にオタクを1人召喚することに成功したので合流。チョロいのでCDも購入。
2部も1部とほぼ同じ位置からの援護射撃。

 

ちょうどアニタイが4曲あるのでリリース順に披露。
2部ではめちゃくちゃ跳んでいる方がいてとてもオタクで良かったです。やはりオタクはかくあるべき。

「夢で世界を変えるなら」はサビのコーラス部分がアキバよりもバランスよく聴こえて良きでした。振り付けではトントンしながら移動して一列になるとこが好きですね。
Q-MHzの割りに大暴れ楽曲(?)ではないので、自分の中ではアクアトープ2曲に埋もれてたけど、どんどん味が出てきた感じ。

「とめ潮」ではイントロやラスサビの跳びポがしっかり存在していて大満足。全人類跳んでた。僕も無事満面の笑みを浮かべながら宙を舞うことに成功。これなんだよな。

 

そして特典会へ。
と思ったら、いないはずの知り合いのオタクが何故か目の前でCDを買っていて爆笑。ふらっと来たらしい。フットワークが軽いのはいいこと。

チェキ文化はあまり経験がないけど、1部で他の歴戦のオタクさん達がウキウキチェキを撮っている様子を観察していたのでなんとなくの流れは履修済み。ステージ上での撮影会だったので全人類から見られる嬉し恥ずかしスタイルでした。

ひとまず「富山で見たことあるよ~ん」的なお話をするためにあおにゃんのソロチェキ列へ。

「古参じゃ~ん」と言われてめちゃくちゃオタクになってしまった。
当時の活動を追っていた訳ではないので、古参でもなんでもないですが、同郷(これも隣県なので違うけど)の人間が活動を広げて大きくなっていくのを見るのはなんだか嬉しいものですね~。
にゃんこポーズに失敗しているのでまたその内リベンジしに行きます。

接近イベントもショッピングモールのステージでのリリイベも何もかもが久ぶりだったのでめちゃくちゃ満喫しました。
TRUEさんも次のシングルリリース時にはやってほしいですねえ。

 

経緯とか言いつつただ時系列順に辿るだけのオタクになってしまった。事実ベースになりがちなのでもう少し思考ベースで書きたいところ。
もろもろ深堀りしたいので、更に続く。

ここ1週間でARCANA PROJECTにハマっているお話①

4年ぶりの更新です。

前の更新の頃から生活環境が大きく変わり最近では文章を書く機会もずいぶんと増えたので、「今ならブログもスラスラと書けるのでは?」と思ったのでリハビリがてら久々に書いてみます。

 

いろいろ文章化しておきたいことはあるのですが、まずはここ数日で分かりやすくハマっているARCANA PROJECTについて。

twitter.com

 

もともとランティス発のユニットだったり北陸の"蒼い彗星"あおにゃんこと空野青空さんがいたりと発表当時から興味のあったユニット。何気にでんぱ組.incの現場にも一時期顔を出していたことがあったのでディアステージにも興味があったり。

ユニットの結成発表のツイートを見た時に何かしらリアクションした覚えがあったので自分のツイートを遡ってみたけど「んゆ」としか発言していなかったので、オタクはちゃんとその時その時の感情を言葉にしておくべきだなあと反省。

 

最近は年齢のせいで吸収率が落ちたのか、新しい曲をあまり受け付けなくなってきており古の楽曲ばかり浴びている僕ですが、なんやかんやARCANA PROJECTはそれなりには聴いていました。

 

その主な要因としてはテレビアニメ「白い砂のアクアトープ」
北陸出身の自分としては、P.A.WORKSの作品ということもありいつか見ようと思っていました。
ただ、アニソンシンガーのオタクを自称している癖にアニメをほとんど見ていない自分の重い腰はなかなか上がらずにいました。そんな中、去年の12月にTRUEさんが沖縄のイベントに出演する機会があったのでそのタイミングで一気見。そして主題歌も併せて履修。元々ユニット自体に興味があったこともあり、他の曲もそこで一通り聴いたような記憶。

 

前置きが長くなりましたが、最近ハマった経緯やその理由を自分なりに分析していきます。

 

ハマった経緯

8/31(水)。まだ1週間前ですね。

朝から仕事で発狂したので一息つくためにふとTwitterを開くと、その日に秋葉原ゲーマーズでリリイベがあることを察知。

 

ちょうど大学時代にこれでもかというくらいお世話になっていたとらのあな秋葉原A店の最終営業日だったこともあり、ふらっと参加することを決意。こういう軽率な行動が取れるから関東在住は強い。

なんとかほぼ定時で仕事を終えられたので、久々にいざアキバへ。思えば関東に戻って来てから4年経ったけどアキバに行く機会も随分減ったもんだなあと。

 

アキバに到着。思い出深いとらのあなにお別れを告げていざゲーマーズへ。
こちらも久々だったので入り口から大きく変わっていて時代の流れを感じました。
イベント会場の6階に到着すると直前に声を掛けたら「行きます!」と返事のあったオタクが既に座席にいたので合流。「オタクは暇なのか?」と思いつつもこうやってふらっと集まれるのは良いことだなあとしみじみ。
リリースイベント自体の雰囲気の懐かしさに浸りつつ、「ここに来たのはTRUEさんのBUTTERFLY EFFECTORのリリイベ以来だな~」などとオタクと懐かしんでいたら開演直前にもう一人の暇なオタクが到着。本当にオタクは暇過ぎなのでは?

 

そして開演。着席イベントでした。

ステージに貼られていたイベントポスター通りの並びならあおにゃんが目の前のはずでしたが、実際の立ち位置は見事に反対でした。

自分が座っていた上座には立ち位置的に花宮ハナさんがいることが多かったのですが、その特徴的な髪色以上に終始どこか存在感を感じる立ち居振る舞いでした。
後から調べてみたら元BiSだったようで、なんだか妙に納得。WACK特有の何があるのか、本人から発せられるオーラなのかは分からなかったですが、印象に残ったのは間違いない。

 

セットリストはアルバム「創世記」に収録されている4曲。
アニサマ3日目は不参加だったので、とめ潮が聴けて良かった!

 

アルバムのリード曲である「快晴のエスタリスタ」のラスサビにはすさまじい溜めポイントがあるのですが、そのあまりの溜め具合に誤って虚の跳びポを生成しまう羽目に。跳びに命を懸けるオタクとしては深く反省しつつ「次は絶対に間違えないぞ」と心の奥で誓うのでした。
オタクとしての向上心を失った瞬間キモ・オタクではなくただのキモになってしまうので、この命が続く限りは文字通り高みを目指したいものです。

www.youtube.com

 

「アニソンボーカルグループ」と謳っているだけあってか、一人ひとりしっかり歌えている印象でした。
やはり店舗のイベントステージということもあって、5人で歌うにはなかなか音響面で難しい部分があったように感じましたが、それでも音を外したり声がブレたりということはなく、気持ちよく最後まで「歌」そのものを楽しめました。(誰がという訳ではないけど、生歌を聴くと基本的な部分で気になっちゃうケースもあるので…)
中でも天野ひかるさんの声が伸びていた印象でした!最年少で19歳らしい。

 

…と、あまり深く考えずにつらつら書いてきましたが、思いの外長文になってきたので続きはまた明日!

やっぱり以前と比べると確実に筆が軽くなっている気がするので、今後もいろいろ文章にしていこうと思います。
これまでは長文を書こうとして途中で訳が分からなくなってお蔵入りすることもあったので、「書ける時に書けるだけ」のスタンスでゆるりとやっていこうと思うのでよろしくお願いします。

 

 

SUMMER CHAMPION 2018 ~Minori Chihara 10th Summer Live~

 ”みのりん”こと茅原実里さんが2009年から毎年8月に河口湖ステラシアターで行っているライブ。今年は10周年!という訳で(?)8/4(土)、5(日)に開催されたSUMMER CHAMPION 2018 ~Minori Chihara 10th Summer Live~に参加してきました。

 自分が茅原実里さんのライブに初めて参加したのは、第1回にあたるSUMMER CAMP(無印)であり、それ以降毎年参加しています。つまり自分にとっても10年目の河口湖。本公演にかける想いもやる気も何もかもが尋常ではありません。という訳でいろいろ書いていこうと思います。

 

続きを読む

TRUE TOURS 2018~Lonely Queen's Liberation Party~ 4公演を終えて 感想や見どころなど

 アルバムの感想記事を放置したまま2か月が経ってしまいました!w

 そうこうしている間にアルバムを引っさげたツアーが始まり、残りは29日(今日です!)の千秋楽を残すのみとなってしまいました。

 今更ですが、これまでの公演の個人的な感想や見どころなどをメモがてらつらつらと書き残しておこうと思います。LQLP発売時の記事で触れていないものについては、楽曲自体についても触れていこうと思います。

 チケットは完売してしまったようですが、参加される方の一助(?)になればと思います。

 

※以下、セトリや演出のネタバレが存分にあるのでご注意

 

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【ポケモン】ダブルレート シーズン9を終えて

f:id:nanodayo_7:20180517210307g:plainf:id:nanodayo_7:20180517210337g:plainf:id:nanodayo_7:20180517210320g:plainf:id:nanodayo_7:20180517210105g:plainf:id:nanodayo_7:20180517210118g:plainf:id:nanodayo_7:20180517210327g:plain

「前の記事の続きを書かんかい!」と言われてしまいそうですが、早速流れをぶった切っていきます。

  という訳で、突然ですがタイトルの通りポケモンの話です。完全にポケモン世代の人間なので初代からずっとそれなりに真剣に、かと言ってレートで上位目指すぞ!ってほどでもなく日々へらへらとプレイしています。

 特に意識していた訳でもないのですが先日レーティングバトルのシーズン9が終わったので、使用していたパーティやその使用感をメモがてら残しておこうと思います。別に「このパーティが強い!」とか「珍しいポケモンを使っている!」とかいうのではなく、あくまで私的メモの延長的な記事です。

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